フラッシュ

国際照明デザイン賞
LIT Lighting Design Awards 2025 特別賞受賞
泰然+きみきみよ は、LIT Lighting Design Awards 2025(主催:Three C Group GmbH/所在地:スイス・バーゼル)の特別賞を受賞しました。受賞作品は、2024年6月、茨城県私学協会の芸術家招聘事業として、学校法人田中学園 水戸葵陵高等学校(同県水戸市)の空き教室内で、「積み木とあかりのワークショップ~童話を題材とした読書感想光~」を実践して制作したインテリアアート、「あかりのありか《みと》」(英文表記:Where the Light Dwells, MITO)です。同賞は、世界中の才能ある照明製品デザイナーや、実装者の優れた業績を表彰する、国際的な照明デザイン賞です。大いに今後の励みにしたいと思います。

ポートフォリオ

泰 然+きみきみよ

プロフィール

造形作家 泰 然 TAIZEN
文化庁 子ども育成推進事業 登録芸術家。九州大学(旧 九州芸術工科大学)大学院修了。専門芸術分野は インテリア アート と ランド アート。

芸術家業績:奥能登国際芸術祭、さいたま国際芸術祭、無人駅の芸術祭/大井川、科学技術振興機構サイエンスアゴラ 出展。福岡アジア美術館国際公募展 現代作家賞・来場者投票1位賞受賞。国立新美術館国際公募展 特別賞受賞。国際現代芸術祭 中之条ビエンナーレ採択。秋吉台国際芸術村 フェロー・アーティスト採用。

研究者業績:小柴昌俊科学教育賞グランプリ、読売教育賞、日本建築家協会ゴールデンキューブ賞受賞。国立青少年教育振興機構助成「積み木であかりのワークショップ」。研究課題「アート・サイエンスコミュニケーションによる地域貢献に関する踏査と実践」。

共同活動者:童話作家 きみきみよ
日本児童文芸家協会正会員。2020年 デビュー作「にゃんたとおつきさま」を文芸社から出版。2021年「森のぶらんこ」で日本新薬こども文学賞最優秀賞受賞。2023年「ぽっきーちゃん おにいちゃんになる」を雑誌「児童文芸」に掲載。2023年 糸島国際芸術祭と 2024年 アクロス福岡企画展(個展)で、まちかどタペスト~リ~「しあわせまちのわんわんちゃん」を発表。2024年 全国童話人協会総会で「おはなしが生まれるとき」を講演。きみきみよの童話の部屋 主宰者。

アクティビティ

国際現代芸術祭 中之条ビエンナーレ
(群馬県中之条町/2025年9月13日-10月13日 31日間 無休)

International Contemporary Art Festival Nakanojo Biennale
 (Gunma Prefecture, Nakanojo Town / September 13, 2025 - October 13, 2025, 31 days, open every day)

ニュース


ネットワーキング

コンタクト

九州産業大学地域貢献実践スタジオ
〒813-8503 福岡市東区松香台2-3-1
九州産業大学8号館 建築都市工学部
住居・インテリア学科 諫見研究室内
TEL 092(673)5781(折返不可能)
FAX 092(673)5094(学科事務室)

ニュース

国際芸術祭・下呂アートディスカバリー 出展
作品「記憶を詠む〈光の道具箱(タイムカプセル)〉」

【作品の説明】
旧湯屋小学校の教室に、一つずつ灯りを宿した道具箱が静かに並んでいます。それはまるで、暗がりの中に浮かぶ“記憶の星座”。近づくほどに、箱の奥から子どもたちがかつて使っていた玩具や楽器、衣服、日用品がそっと姿を現し、忘れていた時間の手触りが胸の奥でふわりとほどけていきます。光に照らされた物たちは、来場者自身の記憶と響き合い、やがて心の中に小さな詩が立ち上がります。その言葉を自ら黒板に書き留めると、教室は来場者の声が積み重なる「生きたアーカイブ」へと変わり、閉校となった場所に再び息づく光と声が満ちていきます。
空間はこの地の地形「山・川・山」を抽象化し、中央の通路は飛騨川を象徴します。清流に足を踏み入れると、両側に並ぶ箱が小さなタイムカプセルとなり、来場者を静かな内省へと誘います。素材には建設現場で廃棄された軽量合板をクリーニングして用い、釘穴があれば板と色の異なるパテで敢えて粗く埋めて、経年感を校舎に沿わせました。LEDの柔らかな反射光で空間を照らすことで、環境負荷を抑えながら静謐な光環境を生み出しています。地域の子どもたちの日用品を展示することで、下呂市に息づく文化的記憶を未来へ手渡す試みでもあります。

【作者の想い】
昨年12月、この場所を初めて訪ねた時、出迎えてくれたのは人ではなく猿でした。枝の上で侵入者の私を威嚇する父猿。その奥で子猿を強く抱きしめて護る母猿。人と同じだなと思いながらも、それは学校から人がいなくなったことを強調した一瞬でした。不謹慎ながら、この時最初に想起したものは「お墓」でした。実際、会場入口でご覧になると作品は墓標にも見えます。
しかし世代を超えて下呂の皆さんの想いを学校に集め、作品は何か新しいものを生み出す「種」や「卵」でもありたいと思いました。会期前の7月と開会後3日間の「記憶を詠むワークショップ」を通じて、すでに閉校となった校舎に再び光が灯り、地域の物語がそっと息を吹き返しました。光と記憶が交差する場所で、あなた自身の言葉が生まれる瞬間をぜひ体験してください。
韓国・大邱大学共同制作「海峡の光梁(かけはし)」
[d]arc awards(イギリス)の最終候補に!

昨秋のKSU VISION DAY 2025で、九州産業大学人間科学部子ども教育学科と韓国・大邱大学の学生が共同制作した作品「海峡の光梁(かけはし)/韓国語題:해협의 빛 연결다리/英語題:Light Bridge Across the Strait」が、[d]arc award(イギリス)の最終候補(Shortlist)に選出されました。[d]arc awards(ダークアワード)は、建築照明・インテリア照明・ライトアートなど、世界の優れた照明デザイン活動・作品を称える国際的な賞です。世界中の照明デザイナーが投票して受賞が決定する独自性で知られ、darc と mondoarc という、世界的に読まれるイギリスの照明デザイン専門誌が主催しています。https://darcawards.com/

作品は、子ども教育学科の清水陽子教授(制作当時)が研究代表者である、令和7年度科学研究費助成事業 基盤研究(C)「韓国乳幼児教育者の追跡調査の結果に基づく保育の質向上のための評価ツールの構築」の一環として制作されました。研究分担者の泰然(制作当時、子ども教育学科兼担)の指導による日韓共同ワークショップの成果物として、同研究の報告書の表紙にも掲載されています。

日本の子ども教育では光やあかりを扱った指導事例が少ないことから、ここでは光と影の美を主題とした子どもたちの遊び環境についても研究されています。「あかりの良否は光源・反射材・遮蔽材のバランスによる」との知見を、子どもたちが体験的に学ぶアート・サイエンスコミュニケーション活動として、「積み木であかりのワークショップ」の教材開発と普及実践に努め、研究では子ども教育学を専攻する学生を対象に、その次世代指導者の育成も実施しています。イギリスで国際的に高い評価を受けたこの作品は、日本と韓国で子ども教育を専攻する学生が、両国の間にある海峡に、虹のような友好の架け橋がかかることを願いながら制作されたものです。

[d]arc award公式サイトのVIEW SHORTLISTには、次のように登録・掲載されています。
Organizer Kyushu Sangyo University, Japan
Main Partners Daegu University, Republic of Korea
https://darcawards.com/portfolio/light-bridge-across-the-strait-japan/


ムービー

積み木であかりのワークショップ~童話を題材とした読書感想光~
大地を測るワークショップ「ラ・アナモルフォーズ(歪像地上絵)」

国立新美術館 国際公募展 特別賞を受賞
造形作家 泰然+童話作家 きみきみよ は、国立新美術館 国際公募展出展のインテリア アート作品「あかりのありか《えど》」で特別賞を受賞しました。受賞作品は、室内装飾でも使われる「市松」「千鳥」などの伝統的な江戸文様をデフォルメ(特徴を誇張、強調して簡略化、省略化)した、積み木とLEDの構成による異なる20の造形を、1辺1間(1,820mm)の立方体フレームのショーケースに内包させたものです。6,000個超の積み木を光の反射材と遮蔽材に使用し、独特の美しさを醸し出す江戸紫の照明作品です。

ワークス インテリア アート(積み木であかりのワークショップ)

あかりのありか《OI》(静岡県島田市・川根本町/2024年)
あかりのありか《はかた》(福岡市博多区/2024年)
福岡アジア美術館 国際公募展 作品採択・出展/第1位作家賞 受賞
あかりのありか《のと》(石川県珠洲市/2023年)
文化庁 文化芸術創造拠点形成事業 奥能登国際芸術祭 作品採択・出展
あかりのありか《みと》(茨城県水戸市/2024年)
学校法人田中学園 水戸葵陵高等学校 芸術家招聘事業(葵陵祭)作品制作・出展

ワークス ランド アート(大地を測るワークショップ)

ナスカの地上絵の再現/伊能忠敬のようなこと(2008年-)
科学技術振興機構 サイエンスアゴラ 作品採択・出展 
小柴昌俊科学教育賞グランプリ 受賞/日本建築家協会ゴールデンキューブ賞 受賞
「ナスカの地上絵の再現」は、ものづくりを行う際の正しく測ることの重要性を小学生に伝えることを目的としています。 飛行機がなく上空から全体像を確認できなくても、現在の測量器械につながる向きと長さを測る簡単な道具があれば、地上絵は容易に描けたと推理し、小学生とこの古代のミステリーに挑戦したものですが、一体どんな方法で?、どんな道具で?。方法は算数の「比例」の学習を応用。そして何と道具は糸と画鋲!。ぜひ参加してください。
「伊能忠敬のようなこと」は、中学校・高校の数学で学ぶ「相似」の知識 と測量技術の関係を示すものです。約200年前の測量家・伊能忠敬を題材として、中学生・高校生の興味・関心を高めることをねらいとしています。 ワークショップを通じ、わが国初の正確な日本地図を作り上げた先人の偉業に想いを馳せ、測量技術の基礎・基本を学ぶことも意義あることではないかと考えます。 プログラムではアリダードという簡易な測量器械の作り方を伝授します。
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