長崎・大村湾HUBプロジェクト(コワーキングカフェ)[2021]

日本インテリア学会 九州支部長賞 受賞

De-Signグループ 大村湾商事 産学連携研究活動

九州産業大学地域貢献実践ゼミナールの学生11名は、2021年3月から12月まで、Fukuoka Growth Next(旧福岡市立大名小学校をコンバージョンした新規企業の支援施設)等の実績を持つ、株式会社DE-SIGNグループのファミリー企業である、株式会社大村湾商事の「長崎・大村湾HUB構築プロジェクト」に参画しました。
長崎県大村市には長崎空港や長崎道の2つのインターチェンジがあり、2022年秋開業予定の九州新幹線・西九州ルートの新大村駅も新設され、東京・名古屋・大阪・福岡などからのアクセスにも優れています。プロジェクトは、大村市本町通り商店街にある2階建ての空き店舗を、HUB機能を持つコワーキングスペースとして再生し、前述の新大村駅新設に伴い注目される、既存のJR大村線・大村駅周辺の再活性化の一助になることも睨んでいます。
ゼミナールの学生は再生のための設計案の口頭発表、ポスター・模型の展示発表、提案検討のためのワークショップ、大村市民へのプレゼンテーションを実施しました。またコロナ禍に影響されるスケジュールを工夫しながら可能な限り作業にも携わり、ささやかながらプロジェクトの実現に寄与しました。
1階には地域住民が集い、ビジネスや観光での来訪者が情報を得るカフェとコワーキングスペース、2階には事業所を置きたい企業が入居できるサテライトオフィスを備えたこの場所は、「琴の海」と別称される大村湾からの発信や、多くの「事」を起こしていく拠点になることなどを目指して「coto」と名づけられ、2021年10月に開店しました。


第16期生

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