諫見研究室のアウトライン

活動概要

ドイツの文豪、ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749~1832)の言葉である「知識だけでは充分ではない、活用せよ。意欲だけでは充分ではない、実行せよ」は、諫見研究室の研究室訓です。諫見研究室は、科目「地域貢献学実習B」や「住居・インテリア特論」、「インターンシップ」を基盤に、まちづくり・ものづくり・ひとづくり・いえづくりに関する課題を通し、学生が考えたこと、作ったものが、地域の役に立つ活動を実践しています。その成果が認められ、2019年、九州産業大学学長賞を受賞しました。

主宰者の諫見は、福岡県岡垣町や佐賀県基山町等から委嘱され「市民参画型のまちづくり実践研究」を、三好不動産やハウスメイト、トランスコスモス等と連携し「いえづくり教育用の教材開発研究」を実施しています。また日本建築学会子ども教育支援建築会議の議員を務め、大学間の共通研究に参画しています。さらに「アート・サイエンスコミュニケーションと地域貢献実践」に関する調査研究と作品製作に取り組み、科学技術振興機構サイエンスアゴラへの採択出展や文化庁文化芸術による子ども育成総合事業派遣芸術家としての活動を実践しました(写真)。

文化庁文化芸術による子ども育成総合事業は、小学校・中学校・高等学校等に芸術家を派遺し、子どもたちに質の高い文化芸術を鑑賞・体験する機会を確保し、 芸術家による表現手法を用いた計画的・継続的なワークショップ等を実施する事業です。算数の比例や数学の相似の知識と測量技術の関係を体験的に理解させる、諫見開発のワークショップ「ナスカの地上絵の再現」(小柴昌俊科学教育賞)と「伊能忠敬のようなこと」(日本建築家協会ゴールデンキューブ賞)は同事業に登録され、アート・サイエンスコミュニケーションとして実践しています。

この成果は2020年11月、科学技術振興機構サイエンスアゴラ「科学と社会の関係を深める10日間」のコンテンツに採択され、約3,300名が視聴しました。また同月、日本建築学会子ども教育支援建築会議シンポジウム「子ども教育支援のための建築とまちのプラットフォーム」ではパネリストとして講演を務めました。2021年は、本学人間科学部子ども教育学科との学部間連携、小田原短期大学通信教育課程保育学科との大学間連携も開始し、さらに重厚な実践研究とする計画です。

定 款

名 称

第1条
 本団体は、九州産業大学地域貢献実践ゼミナールと称する。これに代えて、主催者の氏名から、諫見泰彦研究室、あるいは略称として、イサケンを使用する場合がある。

事務所

第2条
 本団体は、福岡県福岡市東区松香台2丁目3番1号 九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科諫見泰彦研究室内に事務所を置く。

目 的

第3条
 本団体は、いえづくり・まちづくり・ものづくり・ひとづくりに関わる活動を通し、考えたことや作ったもので地域社会の役に立つことを目的とする。

活 動

第4条
 本団体は、次の活動を行う。
 (1) 住民参画型のまちづくり実践研究活動
 (2) いえづくり教育用の教材開発研究活動
 (3) その他、前条目的の達成のための活動

構成員

第5条
 本団体は、次を構成員とする(別表)。
 (1) 九州産業大学専任教員
 (2) 九州産業大学学生・研究生・大学院生

会 議

第6条
 本団体は、主宰者が他の構成員を招集し、必要により会議を行う(別表)。

その他

第7条
 本団体は、定款に記載していない必要事項を、会議に諮り定める。

附 則

 この定款は、2006年4月1日から施行する。 
 この定款は、2010年4月1日から修正して施行する。
 この定款は、2019年4月1日から修正して施行する。

別 表

 代表者 九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科 准教授
 主宰者 諫見泰彦
 構成員 
 構成員 九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科
 構成員 安倍亜莉紗 池浦成美  池田成美  石原真依  大坪駿介  志方豪樹
 構成員 中野裕也  藤原和也  宮崎健斗 吉岡沙樹
 構成員 天本のぞみ 岡 侑希  小田くらら 古賀朱莉  佐々木恵里 高木朋輝
 構成員 田中翔惟  永井和奏  平岡祐輝  元村俊樹  レーティタントゥイ

2022-2023年度(第17期生)

天本のぞみ 岡 侑希 小田くらら
古賀朱莉 佐々木恵里 高木朋輝
田中翔惟 永井和奏 平岡祐輝
元村俊樹 レーティタントゥイ

2021-2022年度(第16期生)

安倍亜莉紗 池浦成美 池田成美
石原真依 大坪駿介 志方豪樹
中野裕也 藤原和也 宮崎健斗
吉岡沙樹

2020-2021年度(第15期生)

稲永草介 井上大輝 榎本桃花
桑原春平 小島大直 副島奈津
谷渕修也 徳田尚規 前田琴音
松枝那奈 渡邉雄大

2019-2020年度(第14期生)

安達璃保梅本理樹川口貴史
北原栗山颯大執行裕太
鈴木宗吾長﨑麻衣諸井里帆
山田弥慶

2018-2019年度(第13期生)

井原雅弥 右近久了 岡 祥大

2017-2018年度(第12期生)

伊藤 彩 岩崎菜奈子 内野大樹

木下洸大 柴田真子 中井沙弥香

益留 剛

2016-2017年度(第11期生)

江川詩乃 河村大樹 髙田祥平
友末佑太 許山若奈

2015-2016年度(第10期生)

江本卓生 岡村信一郎 小野将司 
迫田和樹 寺本湧哉 東 晃生

2014-2015年度(第9期生)

内野友和 梅森晴子 岡村 渉
小山奈央美 木村友香 佐藤太紀
中村麻貴 長澤完陸 山口隆弘
吉田ちあき 吉田有希奈

2013-2014年度(第8期生)

石井絵梨 石原慎一郎 井原健太
今村 望 牛尾彰吾 木村賢太朗
佐々木清明 佐藤史弥 原田協子
藤原新之介 三股あや加 安田早貴

2012-2013年度(第7期生)

大嶌涼太 川窪唯加 北村裕大
近藤明靖 末松大樹 橋本広生
藤澤健吾 前田健人 前田洸平
松田夏生 三上 葵

2011-2012年度(第6期生)

小金丸智文 榊 英貴 澤 優太郎
亘 裕司

2010-2011年度(第5期生)

浦津翔平 大西里沙 草野直斗
佐々口 剛 大尾聡子 茶谷枝里子
濱崎健太郎 松尾 恒 松本知枝
守永健介 ワトソン竜太

2009-2010年度(第4期生)

池口耕平 池谷達也 板倉 諒
伊藤勇気 上妻瑞季 清水彩夏
白木大樹 新村勇太 中藤成也
溝部紀彦 安河内隆一 山口祐司

2008-2009年度(第3期生)

仙波慶至 萩原佳明 古川 洋
松本直也 矢野宏貴 山田拓郎
山本泰輔 山本 豊 吉開絢也
吉田正剛

2007-2008年度(第2期生)

赤松みどり 石倉法隆 谷本拓矢
寺川直志 戸田卓谷 平沼晃佑
平野 舞 古川信一 前山慎哉
湯村泰介

2006-2007年度(第1期生)

大隈愉紀子 椛島杏奈 須川 瑛
原 雅子 村上直樹 吉海真歩

2006年度(第0期生)※

奥原由希恵 木村孝生 久保雄太
佐野さおり 鹿崎貴文 諸喜田 圭
杉野逸平 増田 昇 松村啓子
山田憲吾 吉田安範 渡部考之
古賀 旭
※前任の森岡侑士先生への敬意から、旧森岡研究室から引き継いだ最初の卒業生を、諫見研究室では第0期生と数えています。第0期生は森岡研究室と諫見研究室の共通の卒業生です。
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