説明動画（全46分21秒／18名18作品） 制作：小田原短期大学延岡スクール
説明動画では、各作品の製作者自身が題材童話に対応する創作童話を朗読した後、作品の説明や
工夫・苦労したこと、今後の課題を発表しています。各作品の動画開始時間は以下のとおりです。
日本産業技術教育学会 教材開発部門・優秀奨励賞 受賞
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子どもたちの 「見立て遊び」を 課題とした造形表現教材
「見立て遊び」とは、子どもたちが実際には存在しないものに、何かを見立てて想像しながら遊ぶことを言います。見立ては幼少期特有の思考・行動であり、成長とともにしだいに失われていくものとされ、すでに成人年齢に達している学生には、苦手な課題だと考えられます。
この教材はデフォルトとして、不織布スリッパを架空の光る生物に見立てて、その造形表現を試みたものです。昼間は小さな女の子が履いているスリッパを主人公とした共通の題材童話（上＝緒言）が、教材に付いています。造形と同時に、夜間に変身して活動を開始するスリッパノサウルスが主人公の創作童話（下＝結言）も執筆しました【題材・創作童話は拡大可】。
造形表現の主材料は紙です。不織布スリッパの他、トレーシングペーパーや和紙の光の透過感、画用紙やケント紙、段ボールの光の反射感・遮蔽感を楽しみ・苦しみながら、見立てた生物を表現しました。
この取り組みの成果は、日本産業技術教育学会が主催している、第17回技術教育創造の世界（大学生版）発明・工夫コンテストに出展されています。