香椎≪まちの記憶≫博物館 ~ランドスケープの設計と施工~

九州労働金庫 NPO助成事業 採択 (ランドスケープの設計と施工)
福岡市東区役所 東区コミュニティユース事業 採択 (ライトアップの計画と実演)

ワークス 2013

本学の地元・香椎(福岡市東区)は、土地区画整理事業が進行中です。古い建物が壊され、新しいものが建てられて、過去の面影がなくなりつつあります。諫見研究室は同事業による行政先行取得地に着目し、まちの記憶を後世に残すことを目的としたプロジェクト「香椎≪まちの記憶≫博物館」を実施しています。

前年度のプロジェクトでは、行政先行取得地に設置と撤去が容易な単管パイプを使用した仮設のパビリオンを設置しました。本年度はその中心に植物を配したウッドデッキと、ライトアップ用の照明設備によるランドスケープの設計と施工に取り組みました。一方、地域の協力を得て古写真を収集してアーカイブの企画と制作を実施し、成果をパビリオン内部で上映しました。

このプロジェクトは、同事業で大量発生する「空き地」行政先行取得地の有効活用のモデルケースとして評価され、前年度の日本都市計画学会九州支部長賞を受賞しました。本年度のランドスケープの設計と施工により、地域住民の利用が一層促進されました。
7期生 大嶌涼太、7期生 近藤明靖
7期生 末松大樹

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