博多駅前のモデルルームのリフォーム

レオパレス21の委託研究課題「モデルルームのリフォーム」の実施デザイン決定

レオパレス21の委託研究課題「モデルルームのリフォー
ム」のデザインに、科目「CG実習」等で取り組んできましたが、本学提出の14案から3年生 許山若奈さんの案「Industrial Room~見せる収納で片づく部屋~が実施デザインに決定しました。 今後は許山さんを中心とする学生グループで、飯塚市での家具造作、博多駅前での施工に参画します。作品は1月中旬には完工され、お客様を迎えたり、メディアに使われたりすることになります。このデザインのコンセプトは次のとおりです。

この部屋は、一人暮らしをする男性を対象にしています。インテリアとしてパイプを使用しており、インダストリアル(工業的)なイメージと、収納をインテリアとして見せることで少し生活感を創出しより男性的な部屋を目指しました。 左側のパイプは、凹凸を作ることで、CDと本を置ける棚として利用することができ、中心はハンガー掛け、右側はインテリアとして物を掛けたり置いたりできるようにしています。また、より日々の暮らしを快適に過ごすことができるように、物が散らからず、片づけやすい部屋を意識してデザインしました。ボックスを多用することで、自由に収納の配置を変えることができます。さらにボックスの上には収納する物の名称が示してあるプレートがあり、どこに何を収納するのかが明確に分かることと、ディスプレイのように見せることで、よりインテリア性を増す効果も果たしています。また、このプレートも自由に動かすことができ、用途に合わせて収納の形態を変えることができます。このように、収納を見せることで、物がインテリアと片づけの両方を担うことができるデザインを考えました。

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